ミュージシャンによるレーベル、モックヒル・レコード第2弾リリースは、ジャズ・サックス・カルテット SAXOPHOBIAと子どもたちの共演。
新沢としひこ&中川ひろたかのゴールデンコンビによる名曲7曲とSAXOPHOBIA書き下ろしインスト曲3曲の10曲入り。
子どもたちのピュアな歌声が心を打ちます。子どももだけど一人でも多くの大人に聴いてもらいたい感動的な作品です。

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"世界中のこどもたちが"
サキソフォビア& ドリームキッズ

01.世界中のこどもたちが
02.だから雨ふり
03.~すずめ~
04.雨ふり水族館
05.~あそぼ~
06.パワフルパワー
07.今日はバナナの日
08.ハッピーチルドレン
09.~ゆうやけ~
10.にじ
mockhill records MH-1108
定価1.500円(税込)

“世界中のこどもたちが”

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onpu.png23人のDreamKidsたち

サキソフォビアと共演したのは、岩手県一関市の保育園児と小学生23人で結成されたドリームキッズたち。2009年2月に開催された、第1回『サキソフォビア&ドリームキッズ/ファンタジック・コンサート』。その感動の余韻と挑戦心が、このアルバムのレコーディングへと繋がりました。

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onpu.pngrecording notes

今回レコーディングをしたのは、岩手県一関市千厩町にある「角蔵ホール」という築130年あまりの古い蔵をそのまま使ったライブスペース。ここで23人のこどもたちと4人のおじさんたちがひしめきあい、「せーのっ!」の一発録り。もちろんヘッドホン無しのナマ音モニタリングで、まさにお互いの息づかい、体温までが感じられるレコーディングでした。

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onpu.png岩手日日新聞に紹介記事掲載

2010年1月10日付の岩手日日新聞に、今回のレコーディングが紹介されました。地元での厚い歓迎と盛り上がりを伝えています。(画像クリックすると拡大)

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onpu.pngSAX&BRASSマガジン掲載

SAX&BRASS Magazine volume.14サキソフォビア&ドリームキッズ“世界中のこどもたちが”の紹介記事を掲載。子供たちとのコラボの経緯から、レコーディング、アレンジ、演奏時のエピソード、制作秘話等の貴重なインタビュー。

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笑顔と向き合って 〜ライナーノートより〜

 音楽をとおして子どもと交流するということは、音楽家にとってたいへん難しいことです。ごまかしが通用しませんし、するべきでない。非常に質の高い音楽性が要求されますし、されるべきです。子どもたちの無垢な心に何かを届けるのですから。子どもたちと真摯に向きあって、ごほうびに輝くような笑顔をもらう。その笑顔を見てしまったその日その瞬間から、私たちの修行のような日々が始まるのです。サキソフォビアはといえば、やはりまだまだ子どもたちの相手としては未熟な4人だったのでしょうか。けれども、今回は子どもたちの『純真さ』という大きな壁を目前になんとか健闘したのではないかと思っています。
 今回の収録曲はインタールードとして書き下ろした曲以外はすべて新沢としひこ氏と中川ひろたか氏の作詞作曲です。このスペシャリストお二人によるとても愛らしい曲と子どもたちのピュアな声が生み出す、胸を打つ響きに耳をかたむけてみてください。

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