井上"Juju"ヒロシ inoue "JUJU" hiroshi [ bs,fl ]
●1998年にジャズ・サックス・カルテットの可能性を求め、サキソフォビアを結成。並行して’98年からNETANDERSとしてPolygramからデビューし、2013年脱退までに同バンド名義で11作品をリリース。
他にレギュラーメンバーとして本田珠也と結成したELVIN JONES TRIBUTE BAND、ヨーロッパDJシーンで評価の高いSLY MONGOOSE等でCDリリースやライブ活動を行う。2016年からジャズ・ピアニスト大口純一郎とのデュオが始動。さらに、沢田穣治(Choro Club)、安田芙充央、黒田京子、畠山美由紀、Ann Sally、五十嵐一生、忌野清志郎、友部正人、orange pekoeをはじめ、ジャンルを越えて数多くのアーティストと共演し、レコーディング及びライブ・ツアーにも参加している。
2020年からワン・ホーンによるリーダーバンドが始動。また作編曲家としての活動にも長年注力している。

岡 淳 oka makoto [ ts, 篠笛, fl ]
宮之上貴昭、池田芳夫などのグループでジャズシーンにデビュー。1990年に米国ボストンのバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。同学にて2年間学んだ後、ニューヨークに移る。帰国後は自己のバンドや向井滋春、酒井俊など様々なセッションで演奏。現在はサキソフォビア、punch!、久米雅之5、奥平真吾The New Forceのメンバーとして演奏する他、女優室井滋のしげちゃん一座にも参加している。“MAGNETIC MOMENTS”, “LIVE AT KAKUZO HALL”, “LIVE IN MEXICO”などのCDアルバムのほか『テナーサックスのしらべ』、『楽しい4管アンサンブル』、『THE JAZZ道~フルート編』などの著書がある。
2013年に『音楽水車プロジェクト』を立ち上げ、音楽を奏でる水車の制作に取り組んでいる。

 緑川 英徳 midorikawa hidenori [ as,ss ]
小学生の頃Sam Taylorのムード・テナーにしびれ、サックスを始める。中学生のとき耳にしたArt Pepperの影響からアルト・サックスに没頭するようになる。それ以後は多くのアルト・プレイヤーを独学で研究し、独自のスタイルを築いた。現在は音楽的柔軟性を買われ、池田芳夫Dadaバンド、守屋純子オーケストラなど、様々なフォーマットで活動中。これまでに5冊の模範演奏CD付教則楽譜が続けて出版され好評を博している。 
2009年8月、満を持して初リーダー作『You Must Believe In Spring』をリリース。

吉本章紘 Akihiro Yoshimoto [ ts, fl,cl ]
自己のカルテットで『Blending Tone』(2012年)、『Moving Color』(2015年) の2作品をリリース。また、ベーシスト須川崇志とライブ収録したデュオアルバム『Oxymoron』(2017年)『Oxymoron2』(2020年)、自身の作曲に焦点をあてた、『Nostalgic Farm』を2019年に発表する。
2014年5月には、世界的ジャズシンガー Diane Schuur氏のグループで、高槻ジャズストリートに出演。
2018年4月、"Billy Childs Quartet" Blue Note東京公演(グラミー賞 受賞記念コンサート )に2日間参加。
現在は、Aaron Choulaiとの様々なプロジェクトを展開、ピアニスト大西順子のグループに参加&楽曲提供。ジャズボーカリスト小林桂のクインテットや挾間美帆、守屋純子をはじめとするビッグバンドにも多数参加。
また、即興演奏の可能性を追求するべく結成した自身のトリオ"深海魚"の活動も精力的におこなう。

photo by Bozzo